雑草を食べると言われる山形、住んでいるとそれが普通だと思っています
でも、他県の方からすると
とても不思議な事なのかも知れません
そのひとつが、『 ヒョウ 』です。
正式名称「すべりひゆ」
と言うそうですが、
山形人はヒョウが馴染みがあります
一般的に食べられるヒョウ(すべりひゆ)は赤い茎で黄色い花を咲かせ
「 おんなひょう 」とも呼ばれ、
独特のぬめりと酸味があります
もうひとつ、(いぬびゆ)は、
ひし形の葉と緑色の茎をもつ一年草
「 おとこひょう 」と呼ばれ
癖のないシンプルな味とか
6月下旬から7月上旬ごろが旬で、
花が咲かないうちに摘む
花が咲いてから収穫すると
酸味が出てくるそうです
ヒョウは、「 辛し和えのおひたし 」か
「 ひょう干しの煮物 」が主流
個人的には、煮物が好みですが・・・
『 今年もひょとしていいことがあるかも 』の願いを込めて
正月料理には欠かせない、
郷土料理のひとつです